2013年1月29日8:30
共通ポイントサービス「Tポイント」を運営するTポイント・ジャパン(TPJ)は、東日本大震災の被災地域の子どもたちとコミュニティの場を支援する「Tカード提示で被災地の子どもたちに笑顔を。」プロジェクトに取り組んでいる。TPJはこのプロジェクトの一環として、東日本大震災により失われてしまった子どもたちが笑顔で遊べる「場」、希薄になってしまった地域のコミュニティの「場」となる施設を、T会員からの「Tポイント募金」で建設する企画「子どもたちの遊び場をつくろう」を2012年7月18日~2013年3月31日まで行っている。寄付されたTポイントは1ポイント=1円換算し、TPJが寄付金全額を同企画により建設する施設名称「こどものみんなの家」の建設費用にあて、建設した施設を行政に寄贈するという。
「こどものみんなの家」は、世界的に活躍している建築家の伊東豊雄氏とともに、宮城県東松島市の応急仮設住宅グリーンタウンやもとの敷地内に計画・建設されていたが、このほど無事に竣工し、2013年1月26日に完成披露の竣工引渡式を行った。竣工引渡式には、東松島市長をはじめ、建設関係者や住民、子どもたちなど多くの人が集まり、「こどものみんなの家」の完成を祝った。TPJは、「こどものみんなの家」が東松島の子どもたちはもちろん、その母親や地域住民全員が集って、元気に遊び、笑い、語り合えるコミュニティの場となることに期待している。