2013年3月12日19:16
アパンドールは、同社が提供する実店舗がポイントプログラムを顧客に提供できるロイヤリティプログラムアプリ「Poinest(ポイネスト)」が、このほどPassbookに対応したと発表した。また、Poinestで作成したPassbook対応クーポンを紹介するサイト「Poinest パスクーポン」をオープンした。
Poinestでは、店舗がアプリを利用してクーポンを作成でき、アプリをダウンロードしたユーザーは、自分の端末の近くにある店舗のクーポンを閲覧、利用することが可能だ。
今回、Passbookに対応することにより、PoinestのアプリをダウンロードしていないiPhoneユーザーに対しても、クーポンを配布することが可能となった。また、作成したPassbook対応クーポンのURLを活用し、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアにおいて、iPhoneユーザーに拡散することができるという。
Poinestでは、アプリをインストールした店舗側のスマートフォンと顧客側のスマートフォンをタッチするだけで、ポイントが付与できるロイヤリティプログラムアプリとなる(特許出願中)。
店舗にとっては、Poinestの導入には初期費用がかからず、非接触ICカードリーダーなどのインフラの設置は不要となる。スマートフォン1台で無料のアプリをインストールすれば、すぐにポイントサービスが開始可能だ。またポイント発行、クーポン発行、利用履歴確認などの機能を付帯している。
一方、ユーザーは、プラスチックや紙のカードを持つ必要はないという。すべてアプリケーション上で現在のポイントの確認、特典の確認などが行える。また、店舗からお得なクーポンも届くという。