2013年10月22日15:01
大日本印刷(DNP)は、同社が開発したNFC対応O2O(Online to Offline)プラットフォーム「TAPLINK(タップリンク)』が、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(American Express)が開催中のカード会員向けの優待キャンペーン「オータム・フィエスタ2013」(2013年11月17日まで開催)で採用されたと発表した(参考記事)。
今回のキャンペーンでは、NFCタグ付きPOP(店頭広告)をAmerican Expressの加盟店80店舗以上の約250カ所に設置しており、これまでのNFCタグ付きポスター・POPの導入事例としては最大規模となる。
POPは、東京ミッドタウンやヒルトンプラザ大阪、阪急メンズ東京などに設置。利用者は、POPに、American Expressのカード会員・非会員を問わずNFC対応スマートフォンをかざすとキャンペーンサイトへアクセスし、カードマッチング・ゲームを楽しみながらプレゼントへの応募やオータム・フィエスタ2013の特典情報の閲覧が可能になる。
TAPLINKは、NFCタグを貼付したPOPやポスターにNFC対応スマートフォンをかざすと、その端末に商品や店舗情報、クーポンなどを配信する、O2Oプロモーション支援プラットフォームとなる。カメラや専用アプリを起動させる必要がなく、スマートフォンをかざすだけで関連情報にアクセスできる利便性と、小型のNFCタグをPOPやポスターの裏面に貼るだけという手軽さなどが評価され、書店や大学キャンパスなどで導入が進んでいるそうだ。
DNPはTAPLINKの用途拡大に努めるとともに、新しいソリューションの開発に取り組み、企業と生活者とのコミュニケーションの活性化を支援していく方針だ。また、TAPLINKを含むNFC関連製品・サービスにより、今後3年間で約40億円の売上を見込んでいる。
企業名 | 所在地 | HP | |
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