2013年8月1日19:17
アクアビットスパイラルズは、NFCマーケティング・プラットフォーム「Tapit(タップイット)」のシステムとECサイトを活用して、店頭在庫やレジが不要な小売業態を可能にするO2O2O(Offline to Online to Offline)システム「ショッピング・ウォール」事業を新たに開始したと発表した。
ショッピング・ウォールは、壁面の商品写真やポスター、展示商品等に添付されたNFCタグかQRコードをスマートフォンで読み取るとECサイト上にある該当商品の販売ページがダイレクトに開き(特別なアプリのインストールは不要)、利用者がオンラインで決済すると商品は後日配送される。同仕組みにより、実店舗の集客力や商品訴求力を活かしながらオンライン購入の手軽さ・利便性を取り入れて、店頭オペレーションコストを大幅に削減した小売業態が実現するという。
アクアビットスパイラルズは、DIY・ガーデニンググッズ通販ショップ 「DIYツールドットコム」「DIYツールストア楽天市場店」を展開する大都と共同で「ショッピング・ウォール」1号店プロジェクトを立ち上げ、今年初秋までの出店を目標に出店場所の選定を進めているそうだ。
今後は、新しい販路や顧客へのアプローチを模索するECサイトやオンラインでの集客戦争に活路を開きたい企業に対しショッピング・ウォールを提案していく。また、商業施設、公共施設、屋外スペース等を展開する事業者には、未使用の壁面やデッドスペースの有効活用、地域や施設の活性化や新しい集客方法としてショッピング・ウォールを利用してもらいたいとしている。