2014年4月17日11:43
パーソナルメディアは、ICカードを利用して出勤、退勤、出席などを電子的に打刻して記録するシステム「eタッチレコーダー」の暗号アルゴリズムに電子政府推奨の「AES」を採用したと発表した。
eタッチレコーダーとは、Suica、PASMO、楽天EdyなどのICカードやおサイフケータイをタッチして、出席、出勤、退勤などを電子的に記録するシステムとなる。例えば、社員やアルバイトの出退勤時刻を記録するタイムレコーダーやタイムカードとして利用可能だ。
「AES」は、総務省や経済産業省などで組織される電子政府の暗号セキュリティに関する専門機関「CRYPTREC」が、2013年に示した調達基準の1つ「電子政府推奨暗号リスト」にも掲載されている暗号アルゴリズムとなる。
今回のAES採用により、「eタッチレコーダー」は、低コストで手軽に電子打刻システムを導入したいという企業からの要望に加えて、セキュリティ基準が明確な製品を積極的に採用したいというニーズも満たすことができるという。