2014年8月15日11:06
日本ATMは、新たなATM監視システム「GAIA(ガイア)」を2014年4月に稼動し、みずほ銀行から受託している全国約6,000台のATM監視業務を、GAIAへ完全に移行したと発表した。
「GAIA」は、銀行別に構築・運用されているこれまでのATM監視システムに代え、複数行での共同利用が可能な新システムとして日本ATMが設計・開発したものであり、システムリソースの最大活用や拡張時の容易性が飛躍的に向上しているという。
また、「GAIA」では、ATM利用の顧客からの問い合わせが、例えば東京ATMセンターへ集中した場合にも、大阪ATMセンターで受電できる自動振分機能を実装している。同機能により、複数のATMセンターでの顧客対応を一体運営することができるようになり、顧客の待ち時間短縮やオペレーターの適正配置、災害時のバックアップ等、さらなるサービス向上や業務効率化が可能となる。