2011年9月2日9:00
小額決済ソリューションを提供する米ペイメントワン(PaymentOne)の通信キャリア課金売上が50億ドルを超えた。
Blizzard Entertainment、Gaia Onlineなどのオンラインゲーム提供社やアプリケーション開発会社、AOLのようなデジタルコンテンツ提供会社などがペイメントワンの顧客。
これらのデジタルコンテンツは小額で、従来クレジットカード決済がむずかしかった。それを電話料金に組込んで請求するソリューションによって可能にしたのがペイメントワンである。
50億ドルというマイルストーンを達成したペイメントワンだが、その成長率は高いと期待している。調査会社のJuniperによると、2015年までにデジタルコンテンツの携帯電話課金市場は2,500億ドルを超えると予測する。
ペイメントワンの50億ドルは固定電話での課金も含まれている。スマートフォンが普及すれば、市場可能性は膨大だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。