2014年12月2日19:56
アプリックスIPホールディングス(アプリックス)は、アプリケーションの開発やサーバーへのデータ設定作業をしなくても、Beaconが届いたその日からすぐに観光や街歩き中の訪日外国人向けに店舗や商品・メニュー等の案内が40カ国語以上でできる「おもてなしBeacon」の提供を開始すると発表した。
アプリックスのBeaconは、大手アパレルショップや飲食店チェーンをはじめ、自治体や公共施設等で採用が進んでいるという。また、商店街や独立系の店舗でもBeaconを活用したいという声はあるが、アプリケーションの開発やサーバーの設置などBeaconを利用するための事前準備が必要だったそうだ。
今回、アプリックスでは、Beaconの購入者向けに提供しているアプリケーション「hubea」を活用して、Beaconを店頭に置くだけで店舗のホームページやインターネット上の店舗案内を40カ国語以上に自動的に翻訳して観光や街歩き中の訪日外国人向けに案内できる「おもてなしBeacon」を商店街やフランチャイズ向けに提供する。
「おもてなしBeacon」を用い、より多くの店舗へのBeaconの設置を推進することで訪日外国人や国内の観光客だけでなく、アプリケーション開発者やサービスプロバイダーなどに対してもアプリックスのBeaconを活用してもらえる環境を構築していきたいとしている。