2014年8月21日16:39
アプリックスIPホールディングス(アプリックス)は、同社のMyBeaconシリーズから、デジタルサイネージ機器に接続し、デジタルサイネージの表示内容と同期したBeaconのデータを送信することで、通行人などのスマートフォンに関連・詳細情報などを表示できる「MyBeacon デジタルサイネージ(MB001 D)」の発売を開始すると発表した。
「MyBeaconデジタルサイネージ」は、街中のビル壁面、駅構内や車内などにあるデジタルサイネージの表示内容に応じてBeaconから送信するデータを変えることで、関連・詳細情報などをタイムリーに通行人や来店者、乗客などのスマートフォンに表示できるため、効果的な広告・販促活動を支援する技術として利用可能となっている。さらに、空港や駅の案内板、ホテルや公共施設の案内板などのパブリック・インフォメーションでは、その場で目視するだけでなく、必要な情報を手元のスマートフォンに届けることができるという。
また、デジタルサイネージで再生するコンテンツ番組表に沿った放映だけでなく、切り替えのタイミングに合わせて変更したBeaconデータを送信することもできるため、コンサートやショーなどの演出と同期させたり、イベントや会議などではスライド表示内容に合わせて、手元のスマートフォンの表示を切り替えることもできるようになるそうだ。
なお、8月22日から新宿区主催により開催される世界で活躍するアーティストが参加するアートイベント「新宿クリエイターズ・フェスタ2014」におけるデジタルコンテンツ上映場所の1つである新宿駅大型商業施設に「MyBeacon デジタルサイネージ」が設置される。