2015年5月18日11:32
アプリックスIPホールディングスは、Beaconを利用してスタンプラリーを実現するシステムを開発し、鉄道駅や観光地、商店街あるいは展示会やイベントなどでのスタンプラリーを簡単に実現できるようになり、このほどJBCCホールディングスが主催する「JB Group IT Forum 2015」で採用されたと発表した。
アプリックスが開発したスタンプラリーを実現するBeaconシステムでは、アプリックスのビーコン専用アプリケーション「hubea」を利用することで、日常的には商店街や観光施設などでタイムセールやオススメ情報、あるいは鉄道の運行・遅延情報など、生活者にとって便利でお得な情報を発信し、イベント時には同じアプリケーション「hubea」を使ってBeaconを利用したスタンプラリーを簡単に実現することができるようになるそうだ。
アプリックスでは、駅、観光地、商店街などに設置し、位置情報と連動しリアルタイムに情報を提供できるBeaconシステムと、家電製品や家庭用品などに組み込む「お知らせビーコン」とを連携させて、浄水器や空気清浄機のフィルター交換の通知を家で受信した生活者が、外出先の商店街などでフィルターの在庫がある店舗の前を通ると自動的にその通知を受けられたり、コーヒーメーカーやペット用品などに組み込まれたBeaconの利用者が、専門店の前を通った時に新商品の案内を通知してもらえるなど、IoTとO2Oを結び付けることにより、メーカー様と店舗のビジネスを活性化させるソリューションを提供していきたいとしている。