2019年8月20日16:00
Tポイント・ジャパン(TPJ)は、Tカードの社会価値創造プロジェクト「Tカードみんなのソーシャルプロジェクト」の一環として、2017年6月より「Reborn-Art Festival × Tカード」に取り組んでいるが、「石巻に魔法をかけよう」をテーマに掲げ、子どもたち自らが企画・制作した映像作品『まほう』が完成し、2019年8月20日よりRAFの会場の1つである旧観慶丸商店で披露した。
「Reborn-Art Festival × Tカード」の取り組みは、Tポイント・ジャパンが2011年より実施している東北の子どもたちの笑顔とコミュニティの場を支援する「東北応援プロジェクト」のコンセプトを引き継ぐものであるという。一方、「Reborn-Art Festival」(RAF)は、東日本大震災で大きな被害を受けた地域である石巻・牡鹿地区を中心に行われる「アート」「音楽」「食」を楽しむことのできる新しい総合芸術祭で、TポイントとRAFのコンセプトが一致し、「Reborn-Art Festival × Tカード」のコラボレーションが実現した。
『まほう』の制作にあたって、子どもたちは作品の企画アイデアを出すワークショップとフィールドワークを何度も実施し、「石巻がこんな風になったら」という子どもたち自身が理想とする街づくりを考え、夢や理想をイラストに描いたという。そのイラストのアニメーションや子どもたちが撮影したシーンを、小林武史氏とSalyuによる楽曲「魔法」にのせた映像作品に仕上げ、「Reborn-Art Festival × Tカード」としてお披露目した。同作品が設置される場には、作品ができあがる過程で生まれたイラストやオブジェ、また2017年のRAFで出品された子どもたちのアート作品「貝殻のテーブル」も一緒に置かれ、映像とあわせて全てが1つのアート作品として展示される。同プロジェクトは、小学生から高校生までの石巻の子どもたち9人を中心に、アートディレクターの森本千絵氏およびクリエイティブ集団goen°によるディレクションのもとで完成した。
なお、アート制作に関わる費用は、2017年7月より発行する社会貢献型Tカードより、Tカード発行手数料の一部とカードの利用で貯まるTポイントの半分をT会員により支援され拠出した。そのほか、Tポイント・ジャパンが主体となってさまざまなチャリティ企画なども実施している。