2020年10月30日14:42
ジャパンネット銀行は、2020年10月29日から、個人向け普通預金口座が、オンラインでのお申し込みから最短即日で開設できるようになったと発表した。口座開設後は、スマホ決済へのチャージやカードレスVisaデビットでの支払い、ローン申込、totoの購入などを行うことができるという。
オンラインでの平日夜間(19時~24時)、 土曜・日曜を含めての口座開設即日対応は、日本の銀行ではジャパンネット銀行が初となる(同社調べ)。
本人確認にはポラリファイが提供する「Polarify eKYC」を導入し、普通預金口座の即日開設を実現した。また、取引時の本人認証に必要なワンタイムパスワードを発行するトークンは、これまでのカード型トークンからスマホで使えるトークンアプリに変更。ATM利用などのキャッシュカードを必要とする取引を除くほとんどのサービスが、最短で口座開設申込当日に利用できるようになった。
なお、トークンアプリは、取引時の本人認証に必要なワンタイムパスワードをスマホで発行する。また、振り込みやスマホ決済との口座連携などの重要な取引には、より強固な認証方式であるトランザクション認証を採用。取引内容と連動したワンタイムパスワードが発行されるので、万が一ワンタイムパスワードが第三者に盗み取られてしまっても、他の取引に使用することはできないそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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