2020年11月17日19:32
Kyashは、Visaが提供するイシュア向け3-DセキュアサービスであるVCASを採用することで、Visa Secureのすべての有効なバージョン(3-Dセキュア バージョン1.0、EMV 3-Dセキュア バージョン2.1および2.2)に対応することになると発表した。
また、Visaの不正取引情報を活用したリスクエンジンによる「独自のスコアリング(VCASスコア)」と「リスクベース認証」により、シームレスなユーザー体験も同時に実現することになる。
Visaでは、より高度なリスクソリューションを通して、消費者に安心・安全な決済環境を提供するとともに、不正の防止を支援していく。VCAS以外にも、Visa Advanced Authorization(VAA)、Visa Risk Manager(VRM)、Visa Secure、Visaトークンサービス(VTS)等のソリューションで、決済シーンにおける利便性の向上と不正取引の排除のための取り組みを継続して実施している。
なお、VCASは、全世界2,500社以上のイシュアが利用するACSサービスであるという。簡易なAPI接続、さまざまな認証方式への対応、独自のVCASスコア等の特徴を持つそうだ。Visa以外の国際ブランドの3-Dセキュア取引にも対応しているという。
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ペイメントナビ編集部
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