2010年12月21日9:00
ディスカバーカードは2009年12月、ソーシャルメディアを活用して学生カードのデザインを公募。その結果は2010年の2月に発表された。
特賞を獲得したのはRainna Langley女史で、カセットテープをモチーフにしたデザイン。賞金1,000ドルをもらった。2位は宇宙をテーマにしたLauren Snyder女史で、賞金額は500ドル。3位は紙幣をテーマにしたカードで、John Bell氏が250ドルをもらった。
最初ディスカバーカードのFacebookでオリジナルのデザインをシェア。Facebook上のwidgetで簡単にお気に入りのデザインを貼付けられるようにした。
ついでディスカバーカードのファンやビジターによる投票。ソーシャルメディアコンテストでは6,700件のカードデザインが応募されたが、投票総数は20万件を超えた。
そのなかから選ばれたカセットテープをテーマにした学生カード。いまではディスカバーカードの商品ラインアップにしっかりと名を連ねている。
年会費は無料。最初の6カ月間は金利無料で、その後12.99%から19.99%のリボルビング金利がかかる。キャッシュバックは5%から20%と魅力的。
ソーシャルメディアを活用したコンテストは、顧客を巻込めるので効果がある。実際にバーチャル利用というテストもできる。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。