2020年12月11日13:50
RENOSY X(リノシー クロス)は、ジャックスと業務提携し、不動産投資用住宅ローン手続きシステム「MORTGAGE GATEWAY by RENOSY(モーゲージ ゲートウェイ バイ リノシー)」を基盤に、保証業務に特化した住宅ローン手続きシステムを開発したと発表した。
RENOSY Xは、住宅ローン保証業務のDX推進に伴い、複数の金融機関へ投資ローン保証を行うジャックスに対して、申込情報の電子化を可能にするシステムを開発し、導入した。ジャックスでは、情報が複数のツールに分散していたため、使い勝手が悪く、また業務品質向上の均一化という課題があった。「MORTGAGE GATEWAY by RENOSY」 を基盤に開発したシステムの導入により、すべての情報を一元管理し、システム上での共有を可能にしたという。これにより、複数の書類に共通する情報を何度も入力する手間と時間が削減される。さらに、プラットフォーム上で提携金融機関先と繋がることにより情報のやり取りをスムーズに、効果的な情報共有を実現させるとしている。
通常、 システムを導入することにより、既存の業務フローに変更が生じ、開発から導入、 稼働までの工数がかかっていた。しかし、ジャックスの保証業務に特化した住宅ローン手続きシステムを開発したことで、入力データをもとに従来と同様の帳票を出力することが可能となっている。これにより、既存の業務フローを大きく変更することなく、短期間でのシステム稼動を実現したそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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