ライトアップと資本業務提携、補助金・助成金自動診断システムにOEM版を導入(クレディセゾン)

2020年12月16日7:10

クレディセゾンは、中小企業向けに経営コンサルティングを行うライトアップと、中小企業経営者を対象としたソリューションビジネスを発展させることを目的に資本業務提携を行った。

クレディセゾンは、法人マーケットにおけるキャッシュレス化やバックオフィス業務の効率化を目的とした、事業者向けのさまざまなソリューションサービスを提供している。ライトアップは、補助金・助成金自動診断システム「Jシステム」をはじめ、さまざまなビジネスサポートツールを有し、事業者向けに経営コンサルティングを行っている。今回の資本業務提携により、同社の顧客基盤および営業拠点、法人向けプラットフォームと、ライトアップの事業者向けサービスを掛け合わせることで、事業者の多様なニーズにお応えできる体制を一層整えていくという。

資本業務提携の取り組みの第一弾として、「Jシステム」に、クレディセゾンのサービス提供機能を加えたOEM版を導入し、同社信用保証事業における提携金融機関を中心に提案していく。

Jシステムは、コロナ禍において厳しい経営状況に置かれる事業者に、政府による新型コロナウイルス感染症支援策を含め、最新の補助金・助成金を企業ごとに診断でき、各社に最適な補助金・助成金の受給を支援するシステムだ。金融機関は、同システムを導入することで、取引先事業者へオンライン上でいち早く公的支援制度(補助金・助成金)の情報提供を行うことができ、事業者は申請手続きに関するサポートを受けることが可能となる。

クレディセゾンは今後、提携金融機関に加え、ペイメント事業においては同社法人顧客を対象として、両社のノウハウ・顧客ネットワークを活用した相互送客や永久不滅ポイントを用いたサービス展開など、ライトアップとの協業の検討を進めていきたいとした。

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