2020年12月21日19:06
ウニードスとローソン銀行は、ウニードスが提供する海外送金サービス「キョウダイレミッタンス」のローソン銀行ATMでの取り扱いを2020年12月21日午前10時より開始した。海外送金カード「キョウダイレミッタンスカード」が利用できるATMに、全国のローソン店舗などに設置している1万3,400台を超えるローソン銀行ATMが加わる。ローソン銀行が海外送金を提供する資金移動業者とATMサービスの提携を行うのは今回が初となる。
「キョウダイレミッタンス」は日本在住の外国人の郷里送金を主な対象としてウニードスが2010年6月から開始したサービスで、来店や郵送、オンラインで会員登録を行うと、同社の店舗窓口、海外送金カード、電信振込などの方法で200を超える国や地域へ、1回あたり100万円を上限に送金できる。ウニードスでは、日本で就労する外国人の増加や、中小企業の小口送金ニーズの取り込みで事業を拡大し、2020年11月現在、累計の送金取扱件数は530万件以上に上っている。
このうち、ウニードスの海外送金カード「キョウダイレミッタンスカード」は、受取人ごとに発行されたカードをATMに挿入し、送金手数料を含めた送金額をATMに入金することで送金が完了する。ウニードスとローソン銀行は、ローソン銀行ATMによる「キョウダイレミッタンス」の取扱事務に関する業務提携契約を2020年7月に締結、このほど「キョウダイレミッタンスカード」の取り扱いを開始した。「キョウダイレミッタンスカード」の利用に係るATM入金手数料は取引金額が11万円以下の場合、230円(税込)で、24時間365日利用できる。
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ペイメントナビ編集部
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