2021年2月8日12:39
丸井グループのクレジットカード事業会社であるエポスカードは、2021年3月19日から、双日商業開発が手がける商業施設「那須ガーデンアウトレット」との新たな提携カードの発行を開始すると発表した。年会費は永年無料で、国際ブランドはVisaを付帯する。
エポスカードは、全国の政令指定都市を中心に展開する「マルイ」「モディ」に加え、これまでに北海道から鹿児島まで、各地の商業施設との提携カード発行を通じて、発行拠点の全国展開を進めている。今回提携する双日商業開発と栃木県那須塩原市は、相互の発展および地域の発展に資することを目的とした「包括連携協定」を締結している。エポスカードは、「那須ガーデンアウトレット」を新たな拠点とするとともに、地域への会員送客を通じて、那須塩原市周辺のリゾートホテルや観光スポットなどと連携し、地域と一体でお互いの顧客拡大を目指す。
那須ガーデンアウトレットのある栃木県では、初のカードセンター出店となり、エポスカードのスタッフが常駐する。ICチップ搭載のVisaカードを最短20分で発行し、当日からクレジットでの施設特典を利用できる。申し込みの受け付けから発行、利用案内までを小売のノウハウを持った同社グループの社員が行うことで、施設のファンづくりやカード会員の拡大にも取り組むそうだ。また、すべての提携施設の優待を共通して受けられるエポスカード独自のスキームを活かし、「那須ガーデンアウトレット」周辺に住む既存エポスカード会員の送客を行い、利用機会の拡大・新規顧客づくりを支援するそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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