2010年12月26日9:00
iPhoneをはじめとするスマートフォンが世界中で浸透している。決済とスマートフォンが組合わされば、いままで以上の顧客利便性を提供できる。
VisaはiPhoneユーザー向けのモバイルアプリの提供を開始した。Visaのカード保有者は、50社強のユニークな加盟店サービスにアクセスできる。アプリはiTunesのアップストアから無料でダウンロードできる。
米国では24 Hour FitnessやJos.A.Bank、New York & Company、Zalesなどで割引特典が受けられる。特典は自動的にiPhoneに送信される。
しかも顧客のライフスタイルにカスタマイズすることも可能。衣料、食事、宝飾、旅行、エンタテイメントなどのカテゴリーを選択すれば、それに合わせた特典情報が提供される。
位置情報を使ったサービスも用意。iPhoneの場所を瞬時に特定し、近くの加盟店の場所や特典情報を表示する。
金融サービスにスマートフォンは欠かせない存在になってきた。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。