2010年12月27日9:00
商品で商品を買う、つまり商品を決済手段にしたサービスで快進撃をつづけている米トライアルペイは、2010年の実績を発表した。
収益は昨年対比2倍以上、トランザクション件数も2倍以上になった。
トライアルペイはグローバルに展開し、12カ国の言語をサポートしているが、世界180カ国強に顧客企業は広がっている。直近6カ月間で400件の企業からオファーがあったという。
利用顧客数は8,000万人以上に達した。毎月の稼動会員は数百万人いるという。
当初トライアルペイはパソコンのソフトウェアを中心に展開していたが、ソーシャルゲームやオンラインサービスに拡大している。
特にオンラインゲームでは、Facebookのプラットフォームを利用するソーシャルゲーム提供会社のほぼすべてで使えるようにしている。Facebookは世界のソーシャルゲームの85%を占めている。
トライアルペイの成長の原動力になっているのは、ソーシャルゲームとEコマース。2011年もこの2つをキードライバーとして成長すると予測している。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。