2021年3月30日7:40
クレディセゾンは、2021年3月29日から、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、外来患者が減少するなど事業経営に影響を受けた医療事業者、介護事業者、調剤薬局等の資金繰りを支援するため、業界最低水準の手数料にて「セゾンの診療・介護・調剤報酬ファクタリング(早期資金化サービス)」の提供を開始したと発表した。
同サービスは、事業者が国民健康保険団体連合会(国保)・社会保険診療報酬支払基金(社保)に対し請求した各種報酬(診療報酬・介護報酬・調剤報酬・歯科診療報酬)の債権を同社が買い取り、国保・社保による支払期日前に事業者へ支払うサービスとして、各種報酬の早期資金化ニーズに応えるもの。
通常、国保・社保から事業者への各種報酬等の支払いは事業者が請求を行ってから約 50 日を要しており、サービス提供から入金までの期間が長く、資金繰りの課題となっているという。同サービスでは、事業者による各種報酬の請求後、同社が最短2営業日で支払うため、早期に資金化でき、キャッシュフローサイクルを最適化することができるという。また、金融機関からの借入とは別に資金調達が可能となるため、資金調達手段の多様化が図れるそうだ。