AI画像認識、無人決済・精算システム等の活用が広がる?(デザート・スイーツ&ベーカリー展)

2021年4月26日8:20

日本食糧新聞社と協同組合全日本洋菓子工業会が主催する「デザート・スイーツ&ベーカリー展」が2021年4月21日〜23日まで東京ビッグサイトで開催された。会場では、AI画像認識を利用したキャッシュレスシステム、無人決済・精算システムなどが展示されていた。

ブレインは、無人レジのキャッシュレス端末を紹介。ベーカリ専用AIレジ「BakeryScan」は、トレイ上のパンの種類・値段をカメラで一括識別する仕組みで、日本で1,000台以上の導入実績があるという。多数の実績を誇るため、AI画像認識も洗練されており、袋に入った状態でも問題なく識別が可能だ。

また、洋菓子専用のAIレジ「SweetScan」は、箱に入ったままケーキ等を認識できる。同社ではPOSソフトを自社で作っている強みもある。支払いは、Verifone製の端末などを利用して、現金、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済への対応が可能だ。

新サービスの食堂専用AIレジ「FoodScan」は、社食や学食向けのキャッシュレス決済サービスだ。利用者が注文する商品が載ったトレーを台の上に置くと、食器や料理をカメラでスキャンして金額を算出。注文した料理や金額に間違いがなければ、「支払い」ボタンを押して決済する仕組みだ。画像の認識率は高いが、仮に商品が誤って認識された場合はタッチパネルでも修正が可能だ。

さらに、無人レジのキャッシュレスシステムも紹介。利用者は、商品のバーコードをPOSレジでスキャンし、ルミーズのマルチ決済端末「salo-01」とシチズン・システムズのレシートプリンターが一体型となった決済BOX「CP-B257 Multi-Payment Box」で支払いとレシートを出力できる。ハンディスキャナが不要で商品の読み込みができ、マルチ決済に対応しているのが強みで、中小規模の小売店などへの導入を見込む。

スペースのブースでもAI画像認識システムを展示。画像識別では、98%の認識率で機械が自動判別するという。利用者が台にトレーを置くと画像認識で商品を識別し、店員・利用者双方で金額を確認し、クレジットカードや電子マネー、QRコード、現金で支払いが可能だ。決済はIngenico製の端末等で行う。

また、券売機(前払い)と精算機(後払い)に対応した券売機を展示。ランチタイムは券売機で前払い、ディナータイムは後払いの精算機として使用できる。さらに、新製品の入場券の発券機も展示した。

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