2021年5月11日8:00
長引くコロナの影響により実店舗が苦戦を強いられる一方で、Eコマースの伸びが目覚ましい。中でも若年客が多いライブコマースが注目され、小売店やメーカーなどもこぞって参入している。より迅速な決済が求められる販売手法のうえ若年向けということもあり、手軽な後払い決済サービスとの親和性が期待できそうだ。
渡辺友絵(通販研究所代表)

記事のポイント!
①海外では後払いで急成長する企業も
②クラーナはアプリ内にライブコマース機能を実装し配信にも着手
③国内の後払いは加盟店が増えるもライブコマースは苦戦気味?
④ライブコマースは後払い決済と高い親和性?
スウェーデンのクラーナは後払い決済サービスで躍進
スウェーデンで後払い決済サービスを提供するクラーナ(Klarna)は、急成長しているフィンテック企業だ。百貨店のメイシーズや、アディダス、ザラなどの大手企業をはじめ、世界でおよそ20万社の小売企業が同社の後払い決済「buy now, pay later」を導入している。
クラーナはECサイトにおいて、「buy now, pay later」を3種類の方法で提供。独自の審査を通じてユーザーの財務状況をチェックし、審査通過者は自分に都合がよい支払方法を選べる。クレジットカードと違い分割払いでも利子を回避でき、素早く決済できるのが大きなメリットだ。
無利子の「4回払いプラン」は4回の分割決済で、登録したデビットカードやクレジットカードで2週間ごとに自動引き落としになる。「30日以内・後払いプラン」も、30日以内に支払えば無利子だ。いずれも決済時にクレジットカード情報を入力せずに利用できる。「即時ファイナンス(貸付)プラン」は、商品の貸付代金を6カ月から36カ月の間に分割返済。住所と電話番号を入力すれば即時にクレジット与信枠を与えられ、6カ月プランなら無利子となる。
これら無利子分割払いは経済的余裕がなくてもECサイトで手軽に使えるとして、特に若年層ではクレジットカードに代わる人気サービスとなっている。
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