DX推進に向けて日本IBMと共同で検討、システムオリコの委託業務を移管(オリコ)

2021年5月7日16:11

オリエントコーポレーション(オリコ)と日本アイ・ビー・エム(日本 IBM)は、オリコの持続的な成長に向けたデジタル・トランスフォーメーションの推進について共同で検討していくことを決定したと発表した。

オリコは、2020年3月期を初年度とする3カ年の中期経営方針の基本方針に「Innovation for Next Orico」を掲げ、デジタルイノベーションの実践やプロセスイノベーションの実践をはじめとした6つの基本戦略に基づくアプローチを行っている。市場環境や消費行動が変化する中で持続的な競争優位性を確保するためには、迅速かつ柔軟な金融サービス・商品の提供や、社内業務の高度化と効率化が重要となるとしている。そのため、デジタル・トランスフォーメーションを早急かつ的確に進めることで、ブランドスローガンである「かなえる、のそばに。」の実現をさらに加速させていく考えだ。

 DX パートナーシップ・プログラムに関する概要(オリコ/日本IBM)

オリコは、デジタル・トランスフォーメーションを推進するにあたり、礎作りとしてIT組織の構造改革とシステム開発・運用の効率化に取り組み、IT 関連の投資やコストを最適化していく予定だ。具体的な取り組みとして、オリコがシステムオリコに委託している業務を日本 IBMへ移管することを共同で詳細検討する基本合意書を締結した。

日本 IBM は、これまでさまざまなクライアントのデジタル・トランスフォーメーションに共に取り組んできた実績に基づくスキルや知見を生かす。今回の発表により、中長期的な成長戦略の推進に向けて、オリコと日本 IBM が共に協力しあい新たな価値を生み出す共創を行うとしている。

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ペイメントナビ編集部

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