2021年5月9日8:00
SBI Ripple Asiaおよびカンボジアの商業銀行SBI LY HOUR Bank Plc.は、ベトナムの商業銀行Tien Phong Commercial Joint Stock Bank(TPBank)との間で、カンボジアにおいて初となる分散台帳技術(DLT:Distributed Ledger Technology)を活用した実際の通貨での送金ビジネスを開始すると発表した。
SBI Ripple Asiaは、分散台帳技術(DLT)を提供するRipple社の次世代決済基盤(RippleNet)を活用することで、日本を含むアジア地域における決済基盤の提供を進めてきた。今回、SBIグループが出資するSBI LY HOUR BANKにおいて、実証実験を積み重ねた結果として、カンボジア中央銀行から必要となる承認を得られたことから、すでにこのDLTを活用した国際送金においてベトナムを代表するコリドーにまで成長したTPBankと、カンボジア-ベトナム間の国際送金において、リアルタイムかつ最低水準の手数料とするサービスを提供することで合意したそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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