クリプト便がPCI DSS準拠、クレジットカード番号等の重要情報も取扱可能に(NRIセキュア)

2021年5月16日7:00

NRIセキュアテクノロジーズ(NRIセキュア)は、セキュアファイル転送/共有サービス「クリプト便」が、ペイメントカード業界の国際的なセキュリティ基準「PCI DSS」に準拠したことを示す認証を、2021年4月22日に取得した。

これに伴い、PCI DSSに準拠した環境でクリプト便を利用してもらうための「セキュリティ強化オプション(PCI DSS)」を新たに追加し、5月13日から提供している。「セキュリティ強化オプション(PCI DSS)」では、クリプト便のユーザアカウントに対して、PCI DSSの各要件を満たす処置を強制的に有効にする機能だ。具体的には、アカウントロック期限の上限値短縮、セッションタイムアウト時間の短縮、パスワードポリシーの設定可能な範囲の制限を行う。

PCI DSSの認証を受けたことで、従来、電子記録媒体の郵送やFAXなどで社外とやり取りしていたクレジットカード番号を含む重要情報も、クリプト便で取り扱うことが可能になる。

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ペイメントナビ編集部

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