2021年5月28日8:00
ギフティは、2021年5月14日に「2021年12月期第1四半期」の決算説明会を開催した。法人向けソリューションや地域通貨ソリューション等、同社の売り上げは順調に増加しているようだ。企業のDX加速やコロナ禍での非接触のニーズの高まりなどにより、個人・法人・自治体におけるスマートフォンを活用したeギフトの需要は着実に高まっているそうだ。
giftee for Businessが好調
売上、流通額共に順調に推移
ギフティの主力サービスは、 カジュアルギフトサービス「giftee」、eギフトやチケットを発行・販売する「eGift System」、eギフトを活用した法人向けソリューション「giftee for Business」の3つがある。さらに、地域活性化ソリューションとして「Welcome! STAMP」を提供している。
当日は、ギフティ 代表取締役 太田睦氏が決済について説明した。ギフティでは、1~3月が第一四半期(1Q)にあたる。1Qの売上高は、「giftee for Business」の好調が続いたことにより、前年同期比+141.9%の10億円を確保した。また、EBITDAは前年同期比+301.5%の5億7,100万円、営業利益は前年同期比+276.2%の5億1,000万円。
営業利益の進捗率は46%と高水準だが、2Q以降、ソウ・エクスペリエンスの連結子会社化に係るのれん償却費、および本社移転費用等が計上される予定のため、通期計画は据え置きとなった。
流通額は、バレンタイン、ホワイトデーなどでの利用増、法人キャンペーンが継続して好調なため1Qは約40億円となり、前年同期比+76.2%、前四半期比+12.5%と過去最高額を更新した。売上高は、地域通貨サービスは前Qより減少が、「giftee for Business」の好調を受け、1Qは売上高10億円を確保している。
「giftee greeting tool」は富国生命以外にもローンチ予定
幸楽苑の株主優待を電子化で成果
gifteeサービスの会員数168万人で、前年同期比+17.5%、前四半期比+4.3%。前述のように好調な「giftee for Business」は、eギフト利用企業数が前年同期比+37.6%、前四半期比+22.9%、案件数は前年同期比+55.6%、+12.2%と共に四半期最高値を更新している。
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