2022年3月27日7:00
ギフティは、ミツウロコグループホールディングスに、株主優待を電子化し発行するシステムを提供すると発表した。今回、電子化し贈呈されるミツウロコグループ共通eGiftは、同社グループが保有する飲食店ブランドなど全国で展開する実店舗またはオンラインショップで利用可能な共通ギフト券(500円~2,500円の共通eGiftを保有株式数・保有年数に応じて贈呈)で、2022年6月発行分(基準日2022年3月31日)の株主優待から適用される。なお、株主優待のオンラインショップ対応は同社初であり、店舗が近くにない株主にも、 同社グループの商品やサービスを株主優待として体験してもらうことが可能となる。
ギフティは、自社店舗で利用可能な紙の商品券や割引券、また、自社商品以外のeギフトを株主優待として贈呈するシステムを開発し2021年2月より提供を開始している。今回のミツウロコグループへの導入含め、6社(2022年2月末時点)に同システムを提供してきた。
従来、ミツウロコグループの株主優待には、飲食店など自社グループが保有するブランドの実店舗で利用可能な紙の共通商品券を含んでいたが、株主の利便性向上と環境に配慮したペーパーレス化推進の一環として、株主優待の一部を電子化することを決定し、このほど、ギフティのシステムを導入したそうだ。
電子化する株主優待は、2022年6月以降に順次発送される定時株主総会の決議通知に同封されたQRコードから受け取ることが可能だ。QRコードをスマートフォンで読み取ると、 アンケート画面が表示され、その後、株主優待選択画面に遷移し、同社グループの4ブランドの店舗(カールスジュニア、麻布十番モンタボー、横浜天然温泉 SPA EAS、ハマボール)、 または3つのオンラインショップ(solemo[通販サイト])、 麻布十番モンタボー[パンの通販]、 Kimie[オリジナル顔入れ絵本制作サイト]のいずれか)で利用できる共通eGiftを選択できる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト