2021年5月31日7:00
クラウド型経費精算システム「楽楽精算」を開発・販売するラクスは、従業員に貸与したクレジットカードの利用上限額などを「楽楽精算」上でリアルタイムに管理することが可能になる「楽楽精算」の新機能「クレジットカード コントロール」を、2021年5月28日より提供開始すると発表した。
「クレジットカード コントロール」機能を利用することで、役職や部署ごと、出張時などのシーンに応じて、従業員に貸与したクレジットカードごとの1回あたり、1日あたりの利用上限額を「楽楽精算」上でリアルタイムに管理できるようになる。利用上限額を超えた場合には、決済させないようにできることに加えて、利用者本人と上長、管理者にアラートメールで通知する。休職中などカードの利用予定がないときは利用停止することも可能だ。カードの利用状況を管理者がリアルタイムで管理できることで、クレジットカード導入の懸念点となっていたカードの私費利用や使いすぎのリスクを低減。加えて、カードの利用停止・再開時のカード会社への連絡が不要になるため、カード管理の手間を軽減するそうだ。
また、クレジットカードと「楽楽精算」の連携により、支払った日付・支払先・金額などの利用明細情報が「楽楽精算」に自動で取り込まれ、経費精算時の手入力の手間を大幅に削減するとともに、入力ミスや不正を防止し、経理担当者の確認・差し戻しの負担軽減と内部統制強化を実現します。仮払金の代替としてクレジットカードを利用することで、小口現金の受け渡しや、日々の残高確認、帳簿への記入業務の削減につながるとしている。
なお、「クレジットカード コントロール」機能の利用は、クレジットカード連携オプションとクレジットカード コントロールオプション(有料)の申し込みおよび、カードコントロール用カードの申し込みが必要だ。クレジットカード連携オプションは、クレジットカードの利用明細が「楽楽精算」へ自動で取り込まれ、そのまま経費精算の申請ができるようになる機能で、申し込みが必要な無料オプションとなる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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