2013年3月28日15:44
ラクスと三井住友カードは、2013年4月から、ラクスの提供するクラウド型経費精算システム「楽楽精算」に三井住友カードが発行するコーポレートカードの利用明細を自動で取込むことができる「クレジットカード連携サービス」の提供を開始すると発表した。
ラクスの楽楽精算は、経費・交通費・旅費などの精算業務を一元管理することで、業務効率の改善や人的ミスの防止を実現できる経費精算システムである。自動仕訳、会計ソフト連携、乗換案内システムとの連携などの機能を兼ね備えており、現在ユーザー企業数は200社以上となっている。
クレジットカード連携サービスは、クレジットカードの利用明細データを楽楽精算に自動的に取り込むサービスとなる。利用している三井住友カード発行のコーポレートカードの情報を楽楽精算に登録すると、三井住友カードよりクレジットカードの利用明細が同システムへ送られ、そのデータを取り込むことができる。
経費の精算時に利用金額などのデータを入力する必要がなくなるため、精算業務が効率化され、無駄な作業時間を削減すること可能だ。さらに、入力ミスや不正行為を予防することで内部統制の強化にもつながるという。
今回のクレジット連携サービスは、企業の煩雑な経費精算業務の効率化をサポートするラクスと、コーポレートカードの発行を通じて企業の経理事務の合理化に努める三井住友カードの意向が一致し実現した。