2021年6月1日7:30
小田急不動産は、2021年5月31日から、and.dと連携し、and.dが展開する、弁当をまとめて注文・まとめて配達するサービス「ロコデリ」を小田急線町田駅最寄りの同社オフィスビル「小田急町田森野ビル」にて、入居するテナント向けサービスとして導入したと発表した。
and.dは、町田市新商品・新サービス開発事業補助金を受けて、まとめて注文・まとめて配達「ロコデリ」を開発。町田市役所を配送先拠点とした実証実験を2020年12月17日から実施し、2021年2月26日までの期間中、440件を超える注文を得ることができたため、継続することとなった。なお、現在はリピート率55％を維持し、利用者の中には合計30回注文した人もいるそうだ。
各飲食店は、「ロコデリ」を通じて入った注文を指定時間までにまとめて調理。参加店舗を統括する飲食店「魚河岸 美舟」が商品を集荷し、ピックアップポイントである各テナントさまの窓口へまとめて配達し、注文者は自社窓口で、注文した商品を受け取ることができる。利用者は指定時間帯に、送料を負担することなく弁当を食べることができるなど、地域飲食店とオフィスワーカー双方にメリットがあるとしている。「小田急町田森野ビル」がピックアップ拠点に加わることで、小田急不動産としては入居テナントの顧客満足の向上に貢献できることから、敷地の無償提供および入居テナントへの利用促進のほか、情報発信について、and.dと連携するそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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