2021年6月23日8:34
みんなの銀行とピクシブは、みんなの銀行が提供する金融機能・サービスの活用を通じて、 「金融」と「非金融」を組み合わせた新たな価値共創に向けて2021年6月21日付けで基本合意を締結した。
みんなの銀行は、デジタルネイティブな思想・発想でゼロベースから設計されたデジタルバンクとなる。デジタルテクノロジーを活用し、スマートフォンを通じてデジタルネイティブ世代の利用者のニーズに寄り添った新しい金融機能・サービスの提供を目指し、2021年5月には個人の利用者を対象としたサービス提供(B2C事業)を開始した。また、これらの金融・機能サービスを、APIを通じてさまざまな事業者に提供することで、「金融」と「非金融」がシームレスに結び付いた新たな価値共創を目指す「BaaS(Banking as a Service)事業」の構築に向けて、さまざまな事業パートナーとの検討を進めてきた。
今回の基本合意は、BaaS事業におけるアライアンスの第一弾として、ピクシブが掲げるミッション「創作活動がもっと楽しくなる場所を創る」を達成するために、ピクシブのインターネットサービスを利用するクリエイターやファン(以下「pixivユーザー」)向けの銀行サービスを提供することで、クリエイターが創作活動を行う上で生じる「お金」に対する漠然とした不安や負担を軽減すると共に、ファンが楽しく「お金」を使ってより作品を楽しみ、クリエイターを応援できる仕組み作りをサポートし、「金融」の側面からpixivユーザーのコミュニケーション活性化に向けた価値共創への協議を開始するものだ。
具体的な取り組みとして、ピクシブの世界観を盛り込んだ「ピクシブ支店(仮称)」を、みんなの銀行内に今年中を目処に新設し、みんなの銀行が提供するスマートフォン専用アプリを通じて、pixivユーザー向けオリジナル銀行サービスの提供に向けた協議を進める。
さらには、みんなの銀行が今後公開を予定している金融APIを介した連携を通じて、ピクシブが提供するインターネットサービス上でシームレスに金融サービスが利用できる仕組み作りを検討する。また、中長期的な観点から、クリエーター作品の「価値」の流通を促進するために、最先端テクノロジーの研究に取組み、みんなの銀行がミッションとして掲げる「みんなに価値あるつながりを。」の実現を目指す。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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