2021年7月2日8:10
ポケットチェンジは、同社が提供するオリジナル電子マネープラットフォーム「pokepay(ポケペイ)」を利用した長崎県対馬市を対象とする電子観光通貨「対馬藩札」が、2021年7月1日から長崎県民限定で提供開始されると発表した。
「対馬藩札」(つしまはんさつ)は長崎県、対馬市、(一社)対馬観光物産協会が連携し、対馬観光活性化協議会を通じて導入、推進している観光通貨となる。
利用者は、受け取り可能な加盟店(宿泊施設)で感染症対策を取った上で必要な情報を登録、スマートフォンに専用アプリ「ポケペイ」をダウンロードし、二次元コードを読み取ることで、クーポン(1泊につき5,000円相当、最大3泊分まで)を受け取ることが可能だ。
アプリダウンロードもクーポン受け取りも二次元コードをスマートフォンで読み取ることで実施できるため、受け取り時の接触を減らすことができる。
加盟店は支払い用の二次元コードを設置。クーポン受け取り時同様に、接触機会を減らすことができる。また、自店の利用額をリアルタイムに確認することができ、手集計や数え間違え、紛失を気にせず導入することができる。
対馬市では、「対馬藩札」の展開と同時期に「行っ得!つしまクーポン」、「地域限定クーポン」(長崎県観光連盟)が展開され、対馬市に宿泊する人が、観光を通じそれぞれのサービスを活用して、より対馬を好きになり、地域経済の活性化につながることを期待している。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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