2021年7月27日18:14
「調理ロボットサービス」を開発しているコネクテッドロボティクスは、関越自動車道の三芳パーキングエリア(PA)(上り線)の商業施設「Pasar(パサール)三芳」にて、 2021年7月28日~8月16日までの期間、 非接触型ソフトクリームロボットの実証実験を実施すると発表した。
同社は、 2020年10月に東京都ものづくりベンチャー育成事業に採択され、同事業の取り組みの一環として、ソフトクリームロボットにおける注文から商品提供まで全てのプロセスを非接触で行うサービスの開発と量産体制を進めてきた。今回の実証実験は同社が開発中の非接触型サービスの実現と、調理自動化推進のための小型調理ロボット量産化を目指したロボットの店頭での初の実証実験となる。
同ロボットは長崎ハウステンボスやポッポ イトーヨーカドー幕張店で稼働しているロボットとなる。一定期間の習熟が必要とされるソフトクリームの巻き作業を自動化することで、ボタン1つで品質の安定した商品を提供することができるとしている。
販売オペレーションをロボットに任せることができ、注文から接客、商品提供まで無人で対応可能だ。利用者がタブレットで注文、料金支払いを済ますことができる。さらに、ロボットの動きに合わせて自動でコーンをロボットにセットする仕組みを提供している。
同実証実験を通して、 安定稼働できる非接触サービスを広く普及させ、慢性的課題(人手不足)と新型コロナウイルス感染予防対策における課題(非接触)の解決に貢献していきたいとした。