2021年7月30日12 :50
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティング(LM)は、顧客の「金融」および「食」に関する価値観を独自ロジックで明確化し、スピーディーなペルソナの構築と近似Ponta会員へのプロモーションを実現する「+FINANCE(プラスファイナンス)」「+FOOD(プラスフード)」の活用サービスの提供を2021年7月に開始すると発表した。
LMは2020年12月から、独自開発の価値観判別ロジックで企業の商品・サービスの顧客像を15の価値観クラスターに分類してペルソナを作成し、近似Ponta会員へのプロモーション施策を実行可能なマーケティング支援サービス「PERSONA+」を提供している。ライフスタイルの価値観を軸に顧客像を明確化するサービス提供をするなかで、具体的な消費シーンごとの価値観を可視化することで、より一層きめ細やかな顧客理解とそれによる企業のマーケティング支援につながると考え、このほど業界に特化した2つの価値観クラスターを構築した。
1つ目は金融関連の価値観でクラスターを分類した「+FINANCE」となる。金融に対する積極性やリテラシー、不安感、金融専門家への相談意向といった4つの因子に関するアンケートから判別した、9つの価値観クラスターで構築している。2つ目は食関連の価値観でクラスターを分類した「+FOOD」となる。食のこだわりや安全・安心、トレンドへの関心など、14の因子に関するアンケートから判別した、8つの価値観クラスターで構築している。
それぞれ、Pontaの会員情報や実利用データをもとにした拡大推計モデルにより、1億人以上のPonta会員を対象に価値観セグメントを構築している。企業の金融や食に関連した商品・サービスのターゲット顧客像の明確化から、近似Ponta会員のターゲティングなどのプロモーション施策の実行まで支援するそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト