2023年11月26日7:00
Androidタブレット端末を利用したクラウドPOSレジ「CASHIER」を提供するユニエイムは、「モバイル型決済端末 A920」で、診療明細や領収書のバーコードを読み取り、キャッシュレス決済を実現するサービスの提供を開始した。
医療機関でもキャッシュレスニーズが高まっており、同時に働き手不足に悩む施設も多いため、これに対応すべく、省スペースでのキャッシュレス会計業務が可能になる「バーコード連携」の開発を進め、サービス提供を開始したという。
同端末は、初期費用・端末費用0円で導入可能で、バーコード連携を実現できるキャッシュレス決済端末を通じ、医療関連従事者の働き手不足解消と生産性向上を支援するそうだ。
同端末では、レセコン(電子カルテ)から出力される診療明細や領収書に患者負担金額が記録されたバーコードを「モバイル型決済端末 A920」に搭載されているカメラで読み込み、キャッシュレス会計を行う。そのため、以前まで金額の確認後にキャッシュレス端末に手入力していた工数が削減でき、業務の効率化とヒューマンエラーの防止につながるそうだ。
これにより、①レセコン(電子カルテ)連携での導入は難しいが、簡易的にお会計を効率化したい施設、② 利用者からキャッシュレスの要望が多くなっている施設、③現金の取り扱いを最小限にし、より衛生的に運営したい施設、④ 金額の打ち間違え(ヒューマンエラー)を防止したい施設、への対応が可能となる。
価格は、初期費用・端末費用0円で導入可能だという。クレジットカード、電子マネー、コード決済が1台で完結する決済端末だとしている。また、CASHIER PAYMENTと自動釣銭機を連動させれば、セミセルフレジの運用も可能だ。