2021年9月24日8:30
Tポイント・ジャパンとカルチュア・コンビニエンス・クラブ 蔦屋書店カンパニーは、9月15日に「代官山 蔦屋書店」にて、書籍「好転力」の出版記念イベントを開催した。当日は、著者でプロゴルファーとしてツアー通算18勝の戦績をおさめ、東京五輪でも女子ゴルフチームのコーチをつとめられた服部道子氏と、ソウル五輪背泳ぎ100Mの金メダリストでスポーツ庁長官も務めた鈴木大地氏が登壇し、ビジネスひいては人生にも活かせる、アスリートの「状況を好転させる力=好転力」についてトークを繰り広げた。
服部道子氏著書の「好転力」は、世界文化ブックスの発行、世界文化社の発行・発売となり、定価：1,760 円（税込）。服部氏は、2020 東京オリンピックゴルフ日本代表女子コーチに就任。アメリカをはじめ、40年以上のゴルフ人生において、自分と向き合い状況を好転させてきたという。同書は、服部氏が常に心掛けてきたこと、心を整えるルーティン作業、自己プロデュース力、偉大な先人たちからの学び、実践を通して導き出した「状況を好転させる力」をまとめた、初の著書となる。スポーツはもちろん、未来の勝者になるための最高の参考書となることを目指したものだ。
コロナ禍の中、「少しでも人々が前を向くきっかけになるエール本になれれば」と服部氏は話す。ゴルフのスコアは120だという鈴木氏も「本当に勉強になりました」と同書を読んだ感想を語った。
また、好転力に関しては、自身はもちろん、相手を受け入れることも大切であると服部氏は話す。捻転力はあるという鈴木氏は、相手への感謝の気持ちを持つことが重要であるとした。東京オリンピックでは、稲見萌寧選手が銀メダルを獲得したが、「オンとオフの切り替えができる選手」であると服部氏は述べる。
なお、TPJでは、以前からゴルフ競技を応援しているが、ゴルフ業界の今後を考えるべく、2019年12月に第1回、 2020年7月に第2回『ゴルフに関するアンケート調査』を実施しており、9月には第3回目となるアンケート結果を発表している。
