楽天ペイアプリの「ポイント払い 瞬間チャージ」と「楽天キャッシュ」の強みとは?

2021年10月6日8:00

楽天ペイメントは、スマホアプリ「楽天ペイ」において、「楽天ポイントカード」機能として、オンライン上の電子マネー「楽天キャッシュ」から即座にチャージすることで、ポイント不足分でもスムーズに支払いが可能な「ポイント払い 瞬間チャージ」を提供している。同社では、「楽天キャッシュ」をさまざまなサービスにつながるハブと捉え、機能拡充を図っている。

楽天ペイメント 戦略室 企画グループ マネージャー 鍋山隆人氏

記事のポイント!
①機能追加で利便性向上の「楽天ペイ」アプリ
②「ポイント払い 瞬間チャージ」は毎月順調に成長
③「楽天キャッシュ」は楽天グループのオンライン電子マネーの位置づけに
④暗号資産を「楽天キャッシュ」にチャージ可能に
⑤今後の計画は?
⑥「楽天キャッシュ」は「楽天Edy」の20年にわたるノウハウを活用
⑦「楽天キャッシュ」の認知度は楽天サービスのなかでも上位に

多様な支払い手段に対応した「楽天ペイ」アプリ
8月から楽天グループのさまざまな機能を追加

楽天ペイメントの「楽天ペイ」アプリは、2016年10月にサービスを開始。楽天ID利用者がアプリ1つでさまざまなサービスを利用可能だ。アプリ決済の支払い方式は、「楽天カード」等のクレジットカードによる“後払い”、「楽天カード」やフリマアプリ「ラクマ」の売上金、暗号資産からオンライン電子マネー「楽天キャッシュ」へのチャージによる“前払い”、「楽天銀行」口座からの“即時払い”と、多様な手段に対応している。バーコード/QRコード/セルフによる支払いに加え、「楽天ポイントカード」や電子マネー「楽天Edy」の楽天グループサービスの機能も搭載している。2020年5月には、JR東日本と提携して「Suica」の機能を搭載。同12月19日からは、貯まった楽天ポイントをSuicaにチャージすることが可能となった。

新たな取り組みとして、2021年8月26日から、「楽天ペイ」アプリに「楽天カード」・「楽天銀行」・「ポイント運用 by 楽天PointClub」・「楽天チェック」などの機能を追加している。楽天ペイメント 戦略室 企画グループ マネージャー 鍋山隆人氏は「クーポンやレシートでポイントが貯まり、投資の疑似体験ができるなど、幅広い機能を載せるように進化しています」と話す。

ポイント残高を気にせずに支払いが可能に
「楽天キャッシュ」からの自動チャージで利便性提供

「楽天ペイ」アプリで2020年11月30日からスタートした「ポイント払い 瞬間チャージ」は、「楽天ポイントカード」機能で決済する時に、ポイント残高を気にせずに支払いが可能だ。従来は、ポイントでの不足金額は現金やクレジットカードなどで支払わなければいけなかったが、仮に決済時にポイント保有残高が不足していた場合、即座に指定した金額が「楽天キャッシュ」にチャージされ、ポイントと合算して「楽天ペイ」アプリのポイントカードの提示で支払いが可能となる。「利用者も加盟店もワンオペレーションで済むので便利です」と鍋山氏は述べる。

利用者と加盟店双方にメリットがある「ポイント払い 瞬間チャージ」
楽天エコシステム拡張でも意味がある

現状、「ポイント払い 瞬間チャージ」の設定は、「楽天カード」からのチャージのみとなっている。鍋山氏は「『楽天ペイ』アプリを使っている方は『楽天カード』の比率が高いです。ユーザーが「楽天カード」を設定するハードルがなく、スムーズに利用設定できます」と説明する。具体的な利用者の傾向として、コンビニエンスストアやファストフードといった日常利用時に「楽天ポイントカード」を提示した際、残額不足になりにくい金額を「楽天キャッシュ」で設定するケースが多い。

鍋山氏は「利用者はサービス開始から1年弱で、毎月右肩上がりで積み上げられています」とした。多くの利用者は一度使うとその便利さを実感し、継続利用する傾向にある。また、同社でも継続的にキャンペーンを行うことで、さらなる利用者の認知・拡大に努めている。

ハブの役割を果たす「楽天キャッシュ」
暗号資産からのチャージも可能に

「ポイント払い 瞬間チャージ」と連携する「楽天キャッシュ」は、楽天グループのオンライン電子マネーの位置づけとなり、決済や送付が可能だ。

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