2021年11月17日8:20
ダイエーは、自社が保有する「商品」「アプリ等の会員基盤」「店舗網」を活かし、鮮度や物量の問題で店舗では販売することが難しい価値ある商品をオンラインショッピングサイト限定で販売する「EC事業」の確立に2021年3月から取り組んでいる。今回、①ECサイトの刷新により、より快適・便利でわくわくするネットショッピングの提供、②買い物するだけで栄養状況が把握できる食事管理アプリを全店で利用可能に、③ダイエーアプリ200万ダウンロードを記念したお得なキャンペーンの実施、という3つのデジタル施策を行う。
まず、2021年1月18日に自社のECサイト「ダイエーオンラインマルシェ」を大幅に刷新。使い勝手の大幅改善に加え、新たに店頭お渡し、ライブコマースなどの機能を追加するという。なお、同社がECサイトを大幅に刷新するのは14年ぶりだ。
また、同社は「おいしく食べて“ココロとカラダ”健康に」をコンセプトとした店づくりを進めており、その一環として、シルタスが開発した「スーパーマーケットのPOSデータと連動させることで買い物データを自動的に取り込み、栄養素に変換して最適な食生活を提案できるスマートフォン用アプリ「SIRU+」を活用した健康管理サービスを2019年3月より開始し、現在は31店舗およびネットスーパーで利用されている。
同サービスは、商品をレジで精算する時にイオングループの共通ポイントカード「WAON POINTカード」を提示すると、購入した食材の栄養素が自動的に利用者の「SIRU+」に登録され、栄養素別の過不足状況を把握できるとともに、栄養バランスが整うために適したおすすめレシピを見ることができる。
10月7日より「イオンカード」での買い物においても「SIRU+」のサービスを提供することが可能になったことを機に、11月24日より利用可能店舗を全195店舗に拡大する。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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