2022年1月14日7:00
決済・金融、セキュリティ分野におけるシステム開発・保守を行うインテリジェント ウェイブ(IWI)は、環境保全に係る取り組みの一環として、不要機器の廃棄処理を通じて子どもたちの教育支援を行うピープルポートの「こども支援プロジェクト」に参加したと発表した。
日本には3億台以上の電子機器が眠っていると言われており、そのほとんどがごみとして処理されているそうだ。IWIでも多くの電子機器を使用しているそうだが、サービスの提供や社会インフラの安定的な稼働を維持するためには、社員が業務で利用する電子機器の定期的な入れ替えが必要だという。そのためIWIでは利用する電子機器を複数年に一度入れ替えており、毎回古くなった電子機器の廃棄処理を行っている。今回、入れ替えで不要になった651台の電子機器を処分するにあたり、環境保全に係る取り組みの一環として、電子機器のリユース・リサイクルを行っているピープルポートの「こども支援プロジェクト」に参加することを決定した。
「こども支援プロジェクト」への参加を通して、回収した電子機器をリユース・リサイクルすることで、回収台数・種類に応じた一定額を子供たちの教育資金にあてられるほか、処理の過程で日本にいる難民の雇用機会の創出に貢献していきたいとした。
IWIは、重要性の高いESG課題として掲げた人的資本や社会資本の課題解決と並行して、環境保全に係る同社の方針および目標を設定し、これらの達成に向けて取り組んでいく体制や仕組みである「環境マネジメントシステム(EMS – Environmental Management System)」の導入を計画している。今後も自社および社会の持続可能性を高めるため、環境問題をはじめとするサステナビリティ課題への取り組みを行っていくそうだ。