2022年3月9日18:51
東武鉄道は、2022年5月9日~2023年3月31日までの平日に、東武線のPASMO通勤定期券利用者がピーク時間帯を避けて乗車するとマイルが貯まる「オフピークマイル」サービスの社会実験を実施すると発表した。
これは、新しい生活様式において、時差出勤などの通勤スタイルの多様化に対応するとともに、利用が集中するピーク時間帯の分散を図り混雑の平準化を目指すべく実施するものだ。「TOBU POINT」に登録したPASMO通勤定期券で、朝の通勤ピーク前後の時間帯に定期区間内の対象乗車駅の自動改札機で入場し、対象降車駅の自動改札機で出場した人に「トブポマイル」が付与される。付与マイル数は、1乗車につき20マイル(乗車日の7日後に付与)。
貯まった「トブポマイル」は「TOBU POINT」に交換して、東武特急券の購入や、東武百貨店・東京ソラマチでの買い物など、東武グループのさまざまなサービス・施設で利用可能だ。TOBU POINTに交換すると、10%相当が上乗せされる。また、1マイル=1円としてPASMOへのチャージを申し込み、セブン銀行ATMでチャージすることができる。なお、マイルの有効期限は、最後にトブポマイルを獲得・利用した日から2年間となる。
今後、ピーク時間帯の分散効果を分析し、さらなる混雑の平準化につなげていきたいとしている。
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ペイメントナビ編集部
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