2022年4月13日16:30
RX Japanは、2022年4月6日~8日まで、東京ビッグサイトにおいて、「Japan マーケティング Week【春】」および「第9回 FaW TOKYO(ファッション ワールド 東京)【春】」を開催した。
●「Japan マーケティング Week【春】」
トリニティは、会員情報管理、ポイント管理、分析レポート、メール販促、会員向けサイトなどのプラットフォーム「VALUE GATE(バリューゲート)」を紹介した。開発中のstera terminalに加え、JET-SやJET-S CLOUDといった決済ネットワーク、AndroidやPOSに対応する。また、yappliやModuleApps、+DIRECTといったアプリサービスとの連携も可能だ。
トリニティは、導入事例も紹介。河淳が運営するライフスタイルショップ「KEYUCA」では、自社ECとリアル店舗の顧客・ポイント管理を統合し、スマートフォンアプリで効果的な販促を実現しているそうだ。
ギフトパッドは、メールやSNSでギフトが贈れる「3X’s ticket」の実績などを展示した。また、利用域を限定できる地域通貨「region PAY」を紹介。「region PAY」では、域内サービスに特化した通貨をアプリで提供することで、QRコードでチャージや利用が可能だ。また、カードタイプにも対応できるという。
スマイルタンクは、自社開発した高さ2.4m巨大ガチャ「モンスターカプセル」を展示した。 カプセルマシーンとして、クレジットカード(タッチ決済含む)、電子マネー、QRコード決済など、 27種以上の決済サービスに対応できるという。イベント会場など、さまざまな場所で設置されているそうだ。
サカモトとあミューズが合併して誕生したfunboxは、キャッシュレス対応の「ピピットガチャ」のデモを実施した。アンケートの回答者にQRコードを発行して利用してもらうことも可能だ。また、PAYモードを利用してキャッシュレス決済での販売も行える。PayPay、楽天ペイ(アプリ決済)、LINE Pay、d払い、au PAY、メルペイ、ゆうちょPayなどの銀行Pay、WeChat Pay、Alipayといった手段に対応する。
暁電機製作所は、キャッシュレス決済に対応した入金(チャージ)システムなどを紹介した。非接触電子マネーに加え、サーバ管理型のハウス電子マネーに対応した、安価でコンパクトな筐体も展示した。
●「第9回 FaW TOKYO(ファッション ワールド 東京)【春】」
NTTデータは、アパレル店舗などに対応可能なクラウドサービス「接客タブレットPOS」を紹介した。アプリ利用者が店舗に来店すると来店を自動で検知し、販売員のスマートフォンに来店を通知する。店舗の販売情報管理画面から来店者の属性を調べることも可能だ。接客時には、店舗にない商品の在庫を調べることができ、QRコードを印字して来店者に知らせることができる。さらに、他店舗にある商品などを決済することもできるという。
heyは、ネットショップ開設、POSレジ、キャッシュレス決済、オンライン予約システムなどに対応した、店舗のデジタル化を支援する「STORES プラットフォーム」を紹介した。「STORE決済」は、今夏にタッチ決済に対応する予定だ。
bestatは、AIカメラで顧客データを可視化できるソリューション「AIストア」を紹介した。AIストアでは、顧客が手に取った商品に応じてディスプレイ画面の表示や音声出力が可能だという。同社では、「1坪」という最小単位の売場からAIカメラとディスプレイを設置して、顧客行動の可視化とディスプレイの最適化が出来るAIストア ミニマムプランを提供している。
RFIDのサービスに古くから取り組んできたタカヤは、HF帯などに強みを持つが、UHF帯対応のRFIDタグを利用した入出庫プラグインパッケージを紹介した。