2022年4月15日15:25
BASEは、ネットショップの売上をすぐに全国のVisa加盟店で利用できる「BASEカード」のリアルカードの発行を、2022年4月14日より開始すると発表した。「BASE」を利用するネットショップのキャッシュフロー早期化を目的に、2021年9月より全国のVisa加盟店でオンライン決済が可能なバーチャルカードを発行していたが、リアルカードの発行により今後は実店舗(オフライン)でも決済が可能だ。
「BASEカード」は、ネットショップの売上金を、すぐに全国のVisa加盟店で利用できるプリペイドカードとなる。「BASEカード」は、個人やスモールチームが直面する資金繰りの課題を解消するため、キャッシュフローの早期化を目的に発行を開始した。通常、 「BASE」を利用するネットショップが売上金を利用するために振込申請をする際、 銀行振込まで10営業日が必要かつ、振込手数料と事務手数料が発生(振込手数料:一律250円、 事務手数料:振込申請金額が2万円未満の場合500円)するが、「BASEカード」は、振込申請の手間や手数料の費用負担が一切かからないことが特長だという。
2021年9月よりバーチャルカードの発行を開始し、全国のVisa加盟店においてオンライン決済が可能だったが、今回発行を開始するリアルカードは、実店舗(オフライン)でも決済が可能だ。
なお、「BASEカード」のリアルカード発行開始を記念して、2022年7月31日までにリアルカードの発行を申し込んだ人には、カードの発行手数料980円を無料で提供する。また、「BASE」は、キャッシュフローの早期化を目的にしたサービスとして、「BASEカード」のほかに、振込金額の1.5%の手数料で振込日を最短翌営業日に短縮できる「お急ぎ振込」や資金調達をリスクなく行えるサービス「YELL BANK(エールバンク)」を提供しているそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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