2022年5月11日7:40
インテリジェント ウェイブ(IWI)はMSSP型セキュリティインテリジェンスレポートサービス「IWI Security Intelligence Alert (ISIA)」の提供を開始すると発表した。
サイバーセキュリティ対策を取巻く状況は刻々と変化しており、特にサイバー攻撃の手法は常に進化を続けている。企業は攻撃者による情報搾取など事業上の脅威に対策するために、セキュリティに関する脅威情報をリアルタイムに調査、収集し、分析するべく、セキュリティインテリジェンス情報源の活用が急務となっている。しかしながら、セキュリティインテリジェンスの活用には、幅広い業務の知識や、実務経験、さらには対策の検討及び実行といった、高いスキルや大きなワークロードを必要としている。
「IWI Security Intelligence Alert」は、このような状況に対し、通常企業の組織内で実施する人材確保や育成、また、体制づくりにかかる負担を軽減するという。
組織に代わって、特定のセキュリティ対策に必要となる脅威検知に特化した調査を実施、検出した脅威情報のみを企業などに届けるため、対策のために要するワークロードも低減可能だ。脅威発生を検出した際の対策、対応をシンプルに、そしてリーズナブルに実現するという。
セキュリティインテリジェンスを積極活用したアクティブディフェンスの運用実現を検討中の組織や、そういった体制を実現する事は現状困難でも、何らかの対策を必要と感じている組織など、特にスモールスタートで対策を実施したい場合に活用できる。
なお、「IWI Security Intelligence Alert」は脅威検知能力の源泉として、レコ―デッド・フューチャー・ジャパンが提供するセキュリティインテリジェンスを調査に活用している。
同サービスでは、ダークウェブなどへ漏洩したクレデンシャル情報を悪用した不正アクセスを防止するために、インターネット上に漏洩しているドメインに紐づくクレデンシャル情報を調査・報告する。また、正規のサービスドメインの類似ドメインを悪用し、顧客情報やマルウェア配布などを行うフィッシングサイトを検知し、報告する。さらに、追加オプションとしてフィッシングサイトのテイクダウン支援サービスも提供するそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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