三井住友海上サイバー保険を付帯し海運業界におけるセキュリティ対策支援(IWI)

2021年9月1日10:35

インテリジェント ウェイブ(IWI)は、船舶システムへのセキュリティ対策支援のため、IWIの取り扱ういかなる未知の攻撃でも防御するエンドポイントセキュリティソリューション「Morphisec」(モルフィセック)に、三井住友海上火災保険が補償を提供するサイバー保険を付帯して、2021年9月1日より販売を開始した。

近年、マルウェアは日々進化しており、その脅威を増している。特に、感染したシステムを利用不能にするマルウェアの一種(ランサムウェア)による被害が増加している。進化するマルウェアからシステムを守るためには、アップデートによる脆弱性パッチ適用等が有効な対策だが、海上を航行する船舶にとって、頻繁なアップデートは容易ではないという。しかし、適切に脆弱性パッチが適用されていないシステムへ、マルウェアに感染したデータがUSB等によって持ち込まれた場合、船内のシステム全体へ感染が広がるリスクがある(2019年7月8日付 米国沿岸警備隊「MARIN SAFETY ALERT」による)。

そのような即時にパッチ適用ができない環境に対し、IWIが提供するエンドポイント対策Morphisecにより、マルウェアを無効化することが可能だ。パターンファイルに依存しない防御手法「Moving Target Defense」技術により、頻繁なシステムアップデートが難しい船舶内のWindows環境を保護する。Morphisecは、デンマークの海運企業であるA.P. モラー・マースクにも2019年に採用されている。

同サービスには、「Morphisec」を新たに契約した場合に、三井住友海上のサイバー保険が付帯されている。サイバー攻撃などに遭遇し、セキュリティに関する事故が発生した時に原因調査・解析(フォレンジック)、その他損害に掛かる費用を一部保険で補償することが可能だ。

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ペイメントナビ編集部

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