2022年5月20日15:30
クレディセゾンは、2022年5月20日から、分譲マンションの管理組合を対象に、マンション共用部の大規模修繕費用などに利用できる「マンション管理組合ローン」の提供を開始した。
近年、築40年を超える高経年マンションが増加しており、住環境における安全・安心の確保の重要性が高まっている。2022年4月には、マンション管理の適正化の推進を図ることを目的に、国土交通省・地方公共団体による「マンション管理計画認定制度」が開始され、高経年マンションの経年劣化による当初計画外の修繕や、セキュリティ向上・バリアフリー化などのマンション付加価値向上のための改修に対するファイナンスニーズの高まりが想定されている。
このような環境のもと、「フラット35」や「資産形成ローン」、「リフォームローン」、「リースバック」など、同社グループ企業を含めさまざまな住宅金融サービスを通じて培ってきた不動産ファイナンスのノウハウおよびネットワークを活用し、マンション共用部の大規模修繕工事やバリューアップ工事を目的とした新たなローン商品「マンション管理組合ローン」を提供することとなった。
特徴として、①小規模から大規模修繕まで、工事代金に限らず、宅配ロッカー・監視カメラ・EV 充電器等の設備機器購入も含めた共用部に関する幅広いファイナンスニーズに対応、②融資期間は最長 15 年まで対応、③工事見積書の取得前でも、口頭・WEB による必要最小限の項目確認で、融資可能額等の事前シミュレーションをする、といった点を挙げている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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