2022年6月14日7:20
シダックスグループは、全国で受託運営する社員食堂・学生食堂等の利用者に向け、栄養に関する情報やアドバイスが受けられるサービス、日々の健康管理ができる健康アプリの提案など、食堂利用にとらわれない健康サポートを、2022年6月より強化しているという。
新型コロナウイルスの影響で、日々の健康管理の大切さにより関心が高まる一方、在宅勤務やオンライン授業なども日常的に行われるようになってきた。また、企業が「健康経営」に取り組み、経済産業省の認定制度「健康経営優良法人」も年々認定企業数が増えている。
シダックスではスマートミールの「ちゃんと」「しっかり」のカテゴリーの基準に適合したオリジナルメニュー「すこやかごはん」を展開し、健康に配慮した食事を提供しているという。また、1/2日分(175g)の野菜が一皿で摂取でき、野菜不足解消に役立つ「Vege meshi(ベジメシ)」や、インフルエンザ、新型コロナなどの予防として注目されている〝免疫力“をテーマに栄養素を組み合わせたメニューなども提供している。
また、以前から同社では、食堂に健康・栄養に関するポスターや卓上POPを掲示し、利用者への健康提案を行ってきた。コロナ禍で在宅勤務や食堂での“黙食”を導入する企業が増える中、スマホやPCから、気軽に栄養健康情報にアクセスできるツールを用意した。受託先の利用者限定の特設ページにて、毎日の健康習慣に関する自己診断・クイズができるほか、健康に関する最新のトレンド情報やスポーツ栄養などが学べる。
さらに、食堂の購入データとメニューデータを紐付けし、喫食したメニューを基に、一人ひとりにレポートを作成する(同社提供の決済システムでも連動可能)。レポートでは、摂取栄養量と食事の選択行動パターンから、5,000以上のオリジナルの管理栄養士コメントを届ける。購入履歴を見える化することで、自身の食事状況を客観的に知ることにつながり、課題に気づく機会になるそうだ。
さらに、リンクアンドコミュニケーションとシダックスグループの事業子会社・シダックスコントラクトフードサービスが協業し、AI健康アプリ「カロママ プラス」を提案(有料サービス)。「カロママ プラス」は、従業員の健康づくりをサポートするアプリで、毎日の食事・運動・睡眠などの生活記録が簡単に記録できると同時に、AIによる全ての生活記録に対するアドバイスがリアルタイムに提供される。食堂の情報をアプリを通じて発信できる機能や、指導員とAIを組み合わせたハイブリットなオンライン保健指導など、さまざまな機能を活用する。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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