2022年7月15日7:30
Paidyは、このほど店頭でのペイディ利用を可能にする「リアルカード」の提供を開始したと発表した。国際ブランドはVisaで、年会費は無料となる。
Paidyの調査によると、クレジットカードについて「不便や不満がある」と答えたカード保有者は17.5％だった。一方で、不便や不満があると答えた人は「紛失や詐欺にあわないか不安」「使った金額がすぐに反映されないため、どのくらい使ったか管理しづらい」「年会費がかかる」等と回答している。
ペイディのリアルカードは、申し込みから管理まで、すべてのアクションが100%デジタルで完結する。リアルカードはVisa加盟店ならどこでも使用でき、利用情報は原則として即時にアプリに反映される。翌月一括あと払いに加え、アプリを通じて分割手数料無料の3回あと払いが利用可能だ。支払方法も、自身の好みにあわせてアプリで自由自在に設定できるそうだ。すぐに支払いを終えたければ、「すぐ払い」を利用することで翌月を待たずにコンビニエンスストアで支払いが可能だ。利用可能額はアプリ上で確認でき、利用者の収入や支払い履歴にあわせてAIが判定するそうだ。
なお、カードはナンバーレスで、万一の紛失の際の利用停止も、利用再開もいつでもアプリ内で可能だ。
ペイディは、2021年より、Visaのオンライン加盟店でペイディを利用できるバーチャルカード「ペイディカード」の提供を行っている。同カード登場により、オンラインでの買い物はスマホ一つで完結可能だ。今回の「リアルカード」は、その機能を拡張したものだ。
Paidyの調査によると、コロナ禍の行動制限が緩和される中で今後やりたいことがあると約8割が回答し、そのために店頭で購入したいアイテムとして外出や旅行に行くための服や水着、カバン、イベントチケット、キャンプ・バーベキューグッズ、キャンピングカーやマウンテンバイクなど、屋外活動をより楽しんだり、仲間と盛り上がるための具体的なグッズを挙げている。日常の回復の兆しが見えてきた今、ペイディは、これまでの制限から解放されてもっと自由に買い物をしてもらいたいと考え、リアルカードを開発した。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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