2011年2月25日9:00
モバイル端末のアクティブユーザーは、モバイル端末を商品やサービスの決済に使うのだろうか。
アクセンチュアの調査によると、45%が使うと回答している。ただし、懸念材料はプライバシーとID盗難で、73%が不安だとしている。
アクセンチュアは世界11カ国のハイテク志向の強い人たちを対象に調査を実施。
モバイル決済にもっとも興味を示したのはアジア圏で、69%が使うと回答している。内訳は、中国76%、インド75%、韓国56%、日本は47%だった。
アジア圏以外では、ブラジルが70%と高かった。米国と欧州はどうか。両方あわせて26%しかいなかった。わざわざ携帯電話を使わなくても、カードという決済手段が既にあるからだろうか。
最近6カ月の間にモバイル決済をしたかという質問に対し、中国では47%が利用したと回答している。つづいて韓国42%、日本は33%だ。ただし、調査対象者はあくまでもハイテク志向の強い人たちである。
携帯電話でギフトカードやクーポンを使いたいと回答したのは64%。中国は94%、韓国91%、インド76%だった。
もし10ドル相当のギフトカードをもらったらどうするかという質問をした結果は以下のとおり。
全額を発行したショップで利用すると回答した人が77%。10ドルのギフトカードを7ドルの現金に変えるという人は69%。7ドル分の携帯電話通話料に交換するが68%。いつも利用しているショップのギフトカード7ドルに交換するが67%だった。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。