2022年8月31日19:00
スタイラーは、同社が開発・運営するOMOプラットフォーム「FACY(フェイシー)」において、店舗に買い物へ行った時に欲しいアイテムをその場でショップ店員にカート追加してもらい買い物ができる「ついで買い機能」が新たに追加されたと発表した。
FACYは実店舗で取り扱いのある商品をアプリ上で探したり在庫確認ができ、気に入った商品は店舗から自宅に直接配送してもらえるサービスだ。さらにミドル価格帯以上の商品に関しては、できる限り店頭に足を運び、手にとって直接生地感を確認したり、試着をしてから購入したいというユーザーのニーズに応えるため、店頭受け取りにも対応している。また店頭受け取り時には、交通費として1,000円の割引が適用されるため、FACYユーザーの6割以上が来店して購入しているという。
ついで買い機能のユーザーメリットとして、来店時にショップ店員にアイテムを薦められたり、実物をみて購入したいと思った時に、これまではユーザー自身がアプリで該当商品を検索しカートに追加して決済をする必要があったが、今後は決済するだけで購入ができるようになる。すでに購入を決めているアイテムと併せて決済することもでき、割引も適用されるというメリットがあるそうだ。
店舗にとっては、追加でアイテムを提案しても購入時にユーザー側でカート追加してもらう手間が生じていたが、今後は店舗側で追加してユーザーにQRコードの読み込みをしてもらえば決済ができるため、追加提案がしやすくなり、顧客単価の向上に繋げられる機会が増えるというメリットがあるそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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